事故物件について

再建築不可物件はできるだけ早く売却する

すぐ手放すために
2018年03月08日
最近建てた住宅で再建築不可物件はほぼありませんが、
昔建築した物件であれば再建築不可物件の可能性があります。

再建築不可物件とは、
幅が4メートル程度の公道に
その住宅の敷地が2メートル未満しか接していない物件をいいます。

例えば、昔の住宅は人が一人歩けるかどうかぐらいの路地を通って、
その奥の方に玄関があることが少なくありませんでした。
ですが、そのような住宅を今の時代に認めてしまうと、
災害が起こった時に消防車が入れなくなってしまいます。

人が一人ようやく歩けるぐらいの場所であれば当然車が入ることはできません。
そのような物件はほかの住宅に減少してしまう可能性があるため、
再建築不可物件と定められています。


もし、昔両親が住んでいた住宅を譲り受けたり、
購入した物件が再建築不可物件の場合には、
売却する時問題が起こります。
通常、再建築不可物件は売却しようにもなかなか売れないため、
相場よりも大幅に安く売却することになるでしょう。

再建築不可物件は、
高い値段を設定してなかなか売れないよりも、
安く設定してでも早めに売却をした方がよいでしょう。
なぜなら、災害が発生して住むことができなくなった時に
建て替えをすることができないからです。

つまり、火災や地震などで住宅が倒壊し住むことができない場合は、
更地にする以外に方法はありません。
そうなる前に安い値段でもよいので売却をした方がお得です。

売却をする場合には、
そのままの状態では売れない可能性があるため、
リフォームをした方がよいでしょう。
リフォームをした方が魅力的な住宅に映るからです。

ただし、
例外的に再建築することができる場合もあります。
その一つは路地を広げることです。
公道と同じぐらいの広さにすることができれば、
そもそも再建築不可物件に該当しません。

また、隣の家の土地を購入することで自分の住宅の土地を広げ、
公道に接しているところを購入することができるならば、
やはり問題なく建て替えをすることは可能です。