事故物件について

ワケあり物件である再建築不可物件の活用方法

事故物件とは
2018年05月23日
ワケありの再建築不可物件にも、活用方法はいくつもあります。
一般的なのは、リフォームを施して賃貸住宅として貸し出す方法です。
外壁や室内が汚かったり設備が古かったりすると、賃貸住宅として入居者を募集しても集まりません。

しかし、現代的にリフォームをして少ない家賃で募集すれば、築年数が古くても入居者は集まります。
再建築不可物件でも、リフォームは基本的に可能なので、
魅力的な物件に変えてから賃貸として貸し出すのはベストでしょう。
リフォームが難しいようなら、DIY可能な物件として賃貸にするのも一つの活用法です。

近年の東京には、自由にDIYできる賃貸住宅が増えており、自分で室内に手を入れたい人から人気があります。
リフォームをせずに賃貸住宅として再利用すれば、費用もほとんどかかりません。
周辺の他の賃貸物件と差別化もできるので、DIY可能な物件として貸し出すのもアリでしょう。
賃貸として貸し出すのが難しいなら、倉庫や物置として貸し出す方法もあります。

東京都内には収納スペースが少ない賃貸住宅が多いので。手軽な貸倉庫や物置は需要があります。
土地の問題で再建築不可物件となっているのは、周辺の土地を購入して再建築可能にして、
建て替えなど自由に使えるようにする方法も良いでしょう。

ただし、新たに土地を購入する必要があるので、多額の資金を用意しなければいけません。
建物を残しながら活用する方法がないなら、更地にして駐車場にするのがベストです。
東京都内には駐車場がない住宅も多いですし、近くに車で訪れる人が多い施設があるなら、
駐車場経営で安定収入を稼げます。

ただし、駐車場として活用する場合は道路に面している必要がありますし、
需要がなければ安定収入どころか維持費が高くなります。
再建築不可物件は、建物を取り壊すと再建することができません。
更地にして再利用するつもりなら、再建築不可物件を取り壊す前に、
入念にシミュレーションしてから決めましょう。