事故物件について

どう売る?告知事項有りの分譲マンション

すぐ手放すために
2020年06月15日

分譲マンションの一室を所有されているK様からのご相談です。

二年前に、このマンションの一室を購入されたK様。
しかし、このマンションには
‘‘敷地内の共有部分にて自死された方がいた‘‘
という告知事項がありました。

しかしK様は、事故があろうと気に留めず、
むしろ安価で手に入れることができて
ラッキーだという心境だったそう。

そんなK様に突然の転勤命令が出され、
引っ越しを余儀なくされました。

前回の記事でも書かせていただいた通り、
敷地内の共有部分での事故・事件も物件全体の告知事項となり、
通常の相場よりお安くなってしまいます。

しかし、
‘‘事故・事件の内容や起こった場所でも価格が変わったり、
売却しやすくなることがあります。

そして個々でも心理的瑕疵の受け取り方は異なるので、
事故や事件がお部屋以外の場所で
起きていなければ気にしないという方も
中には珍しくはありません。
‘‘
現にK様もそうでした。

気にしない方にとっては、
通常の価格よりも安価で物件を購入できる、
とてもお得な話なのです。

今回のケースも、お部屋ではなく
共有部分での事故だったので、
私たちは比較的売却しやすい物件
なのではないかと見ました。

しかし、その後K様は事故物件専門の業者へ
買い取りの依頼をしたのですが、
売却には至りませんでした。
ですが、仲介へは移行することができ、
買い取りを希望されている
お客様もいらっしゃるそうなので、
お話が進めば売却することができるそうです。

事故物件だからこそ、
お客様のニーズに沿った物件を
ご紹介できることも御座います。

このようなご相談もお待ちしております。
お気軽にお問い合わせください。