事故物件について
孤独死は瑕疵になるの?事故物件か?
孤独死は瑕疵になるの?事故物件か?
孤独死とは
誰にも看取られることなく、亡くなる状態のことを言います。
現状
現在、日本では年間約3万人の方が、このような状態で亡くなられています。
病死や事故死、自然死など原因はさまざまです。
しかし、孤独死は心理的瑕疵に該当しないのでは?
と思う方もいらっしゃると思います。
実は、明確には決まっていないのです。
自死や殺人だと心理的瑕疵となり告知事項が発生するのですが、
自然死や病死などは瑕疵として扱われない場合がほとんどで、
またその線引きは難しいのです。
しかし、どのような場合が告知事項になるのでしょうか。
瑕疵となるケースとしては
①亡くなってからの経過
②遺体の損傷具合
③広く知られてしまっているか
がポイントになります。
自然死の場合、亡くなってから日にちが経ってくると、遺体の腐敗が進み、体液や臭いによって近隣の方に広く知られてしまう可能性が出てきます。
このように多くの人に知られてしまう可能性がある物件や土地は、瑕疵に該当する場合があります。
このように、自然死や病死などの死因の場合、区分分けをするのは非常に難しく曖昧です。
極端に言ってしまうと、人が亡くなっている場所が全て事故物件だと言ってしまえば全ての不動産が事故物件になってしまいます。本能寺で織田信長が亡くなったことは有名ですが、果たして本能寺は事故物件になってしまうのでしょうか。
そう考えると、それだけを判断材料に瑕疵だと断定するのは難しいのかもしれません
今回は孤独死について書かせていただきました。
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