事故物件について
シロアリ被害のある家を売却するには?
今回は、シロアリ被害のある家の注意点や売却方法について書いていきたいと思います。
シロアリによる被害
倒木などを食べて生きているシロアリは、木造住宅などに多く発生します。
湿度が高く暖かい場所を好み、コンクリートにも被害を与えます。
鉄筋コンクリート住宅でも安心は出来ず、定期的な対策が必要になります。
シロアリ被害の最も怖いところは、建物の耐久性を低下させることです。
売却をする際などに、耐震性能が低いことを理由に資産価値が
大幅に下がってしまうので、物件の価値を下げないためにも、
シロアリ対策をしっかりと行なっておくと安心でしょう。
シロアリ被害による告知事項
不動産のシロアリ被害は告知事項になります。つまり物件の瑕疵(欠陥)となります。
告知事項を告げなかった場合、買主は契約解除、損害賠償の請求が可能になります。
これは、隠れたる瑕疵。つまり売主が知らなかった場合でも同様です。
売却方法
駆除をしてから売却をする
建物をそのままの状態かつ、資産価値を保つ方法です。
駆除費用の相場は、30坪で20万~40万ほどになります。
解体してから更地として売却する
確実に売却する方法です。
売却後のトラブルもなく、一番安心と言えるでしょう。
しかし、駆除費用よりもコストがかかります。
30坪で、100万~300万ほどになります。
そのままの状態で売却をする
瑕疵物件・事故物件などを専門に買い取りを行なっている業者が増えてきています。
通常の不動産屋の場合、断られるか、仲介へ移行しても早期売却は難しいと思われます。
専門の業者に買い取り・仲介を依頼してみるのも一つの手です。
まとめ
シロアリ被害は、建物の資産価値を大きく低下させます。
定期的に対策をしておきましょう。
売却する際は、駆除と解体のコストを比較し、
売却する建物へ投資するのに見合うものか検討しましょう。
また、そのままの状態で売却する場合には、専門の業者へ相談することをお勧めします。
私たち事故物件のいろはでもお客様からのご相談を承っております。
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