事故物件について

事故物件を少しでも高く売却するには

売却方法について
2017年11月13日
室内で自殺や他殺など人が死亡した物件は、
事故物件として扱われ不動産市場では人気がありません。

家探しをしている人の多くは、縁起を担ぐ傾向があるので、
過去に室内で事故が起きた物件は敬遠されがちで売却まで長引いてしまい、
たとえ手放せても相場より低い価格になる傾向があります。

こうした事故物件を相続などで入手した場合、
早く手放したいと思うと同時に、
少しでも高くと考えるのも本音でしょう。

事故物件を少しでも高く売却するなら、
できるだけ一般の物件に近づけることが大切です。
たとえば室内を全面的にリニューアルすれば、
買い手の心理的なハードルは下がります。

心理的なハードルをできるだけ下げれば、
事故物件は一般の物件に比べると安い価格で
売りに出すことになるので、
買い手にとって魅力的な物件に変えることができます。

とはいえ、
全面的にリニューアルをしても事故物件である限り、
ある程度の限界があるのも事実です。
室内を綺麗にし事故の痕跡を全て消しても、
心理的に嫌な人は必ずいますし、
そもそも事故物件は取り扱わない仲介業者もいます。

事故物件を売却するときに一番大切なことは、
専門的に扱う仲介業者を選ぶことです。
問題のある物件を専門的に扱う仲介業者には、
そうした物件を売却するためのノウハウを豊富に持っています。
事故物件は、
買い手にとって心理的なハードルは高いものの、
価格の安さはメリットです。

同じエリアにある同一条件の物件に比べればお得感があるので、
心理的瑕疵を全く気にしない人にとっては、
むしろ魅力的に映るでしょう。

もちろん不動産なので、
築年数や駅までの所要時間、
周辺環境など、様々な要因が価格には影響します。
ですが、専門的に扱う仲介業者なら、
需要のある買い手へ流通させるルートを持っているので、
一般的な仲介業者より高額な価格を期待できるでしょう。

事故が起きて手放しにくいと感じる物件を売りたいなら、
専門業者の相談するのがベストです。