事故物件について

再建築不可物件の相場と融資について

売却方法について
2018年01月09日
マンションや一戸建てなどの不動産を購入する場合、
住宅ローンなどを利用するのが一般的です。


頭金を用意し残りを分割して支払うことで、
一般庶民でも不動産を購入することができます。


しかし、
再建築不可物件を購入する場合は、
住宅ローンは利用できません。

住宅ローンを利用できない理由は、
購入する再建築不可物件の担保評価が低いからです。


ローンが支払い不能となったときに、
購入した再建築不可物件では債務を回収できないために、
銀行などは融資をしてくれません。


そのため、再建築不可物件を購入するときには、
住宅ローンなどの融資に頼れないと考えておくべきでしょう。

また、購入後に行うリフォームについても、
基本的に融資を受けられません。

ですから、購入やその後のリフォームなどは、
全てキャッシュで一括払いをすることになります。
基本的にキャッシュで一括購入するのが、
再建築不可物件を購入するときの支払い方法です。


キャッシュで一括購入する必要があると、
一般的な不動産より購入しにくいと
感じるかもしれません。
しかし、再建築不可物件は一般の住宅相場よりも安く、
3割や4割引は当たり前です。
もちろん不動産の価値は、
再建築不可なだけでは決まりません。


立地や築年数、周辺環境、建物や室内の状態、
さらには接する道路の状況など、
様々な要因によって決められます。
良好な条件が整っていれば、
相場よりわずかに安い程度に収まるので、
お得感は少ないかもしれません。


しかし、条件が悪いほど相場より安くなり、
物件によっては相場より5割以上
安いこともあります。
ここまで安い再建築不可物件なら、
住宅ローンを利用できなくても購入しやすいでしょう。


再建築不可物件は、
建物の利用法が限られる以外にも、
一般の住宅と違う条件はいくつもあります。

特に住宅ローンで融資を受けることができないのはデメリットですが、
反対に安い価格で購入できるメリットもあるので、
資金計画を詰めてから購入しましょう。